復興期に入り、被災地における心理的支援(心のケア)は、
各地域の実情にあわせて、さまざまな展開を見せています。
本サイトでは、日本トラウマティック・ストレス学会(JSTSS)が取り組んでいる
プロジェクトを中心に、復興期の活動状況について情報をお伝えしていきます。
本サイトはリンクフリーです。
2012年8月8日水曜日
福島県田村市役所訪問と研修会を行いました。
7月24日、JSTSS重村副会長(防衛医科大学校精神科学講座)は福島県田村市役所を訪問。
この活動はJCCCNC様の支援を受けています。
午前は保健関係者計6名で今後の精神保健対策を協議、10月の自殺対策イベントに向けて打ち合わせを行いました。
また午後からは、福島県県中保健所・ふくしま心のケアセンター職員とともに「支援者のためのストレスケア研修会」を開催。
講演「働く人のためのストレスケア~健康に仕事をするためにできること~」を実施しました。
参加者は管内自治体保健職員など約20名。
さらに事例検討会も実施しました。
次回は9月に訪問予定です。
7月18日双葉町役場を再訪
JSTSS重村副会長(防衛医科大学校精神科学講座)は定例となっている双葉町職員へのコンサルテーションのため、再び役場を訪問しました。
この活動はJCCCNC様の支援を受けています。
福島第一原発の所在地である双葉町は埼玉県加須市の旧騎西高校に自治体・住民が避難していますが、職員たちは避難所と同じ敷地内で膨大な業務に追われています。
今回も、双葉町保健業務担当者、ふくしま心のケアセンター職員、埼玉県加須保健所職員を対象に職員の健康対策の協議、事例コンサルテーションを行い、職員の健康管理対策を引き続き進めていくことで合意しました。
今後も活動を継続していく予定です。
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