2013年1月22日火曜日

12月の支援活動

12月も東北にて支援活動を展開しました。
この活動はJCCCNC様の支援を受けています。

12月4日 重村淳JSTSS副会長(防衛医科大学校精神科学講座)

福島県三春町立三春病院にて行われた福島県県中保健所主催の平成24年度自殺予防支援者講習会にて講演。
「大規模災害が心に与える影響と自殺の危機」をテーマに、精神障害や自殺予防におけるポイントを解説。
避難者に向けた孤立化防止策、福島県民としての自尊心が鍵になることを強調しました。
埼玉県県中保健福祉事務所管内ゲートキーパー(行政職員、社協職員、民生委員など)、ふくしま心のケアセンター職員、埼玉県県中保健所職員など約40名が参加。


12月7日 重村淳JSTSS副会長(防衛医科大学校精神科学講座)

福島県三春町保健センターで行われた支援者のためのストレスケア研修会『職員ひとやすみの会』にて講演。
原発事故の避難対象区域となり、村役場が三春町に移転している福島県葛尾村。
役場職員の多くは、仮設住宅で生活しながら村行政に携っています。
葛尾村職員など約20名が参加し、グループワーク、センター臨床心理士によるリラクセーションプログラムも盛り込まれ、文字通り「ひとやすみ」のひと時となりました。


12月12日 重村淳JSTSS副会長(防衛医科大学校精神科学講座)

双葉町役場職員のメンタルヘルス支援に関する検討会議に出席。
今回の訪問では、加須保健所職員と支援内容の調整を行い、支援における優先順位を整理するとともに、 町役場との連携を強化するための方策を協議しました。


12月13日 前田正治JSTSS会長 (久留米大学医学部精神神経科学教室)

郡山市で行われた、ふくしま心のケアセンター県中方部主催の研修事業にて、「被災地でのスクリーニングの在り方」について講演。


12月14日 前田正治JSTSS会長 (久留米大学医学部精神神経科学教室)
ふくしま心のケアセンター主任会議研修にて「被災地におけるトラウマ反応とそのケア」をテーマに 講演。


12月19日 重村淳JSTSS副会長(防衛医科大学校精神科学講座)

双葉町役場を再訪。
加須保健所との協議内容をもとに、町職員への支援内容を調整。
高齢者支援の福祉専門家が同行し、高齢者対応における事例コンサルテーションを実施。
25年度の町役場いわき移転、総選挙対応などで役場職員の負担がますます増える中、職員支援の企画案を協議しました。


12月26日 加藤 寛JSTSS震災特別委員会委員長(兵庫県こころのケアセンター)

定例の気仙沼訪問。
気仙沼市役所にて、地域活動状況についてのヒアリング、健康調査後のフォローアップに関する助言や指導を行いました。


12月27日 加藤 寛JSTSS震災特別委員会委員長(兵庫県こころのケアセンター)

南三陸町役場、気仙沼保健所を訪問。
健康調査に関するコンサルテーションや地域活動状況に関するヒアリング、助言や指導を行いました。







2013年も引き続き支援活動を継続していきます。