復興期に入り、被災地における心理的支援(心のケア)は、
各地域の実情にあわせて、さまざまな展開を見せています。
本サイトでは、日本トラウマティック・ストレス学会(JSTSS)が取り組んでいる
プロジェクトを中心に、復興期の活動状況について情報をお伝えしていきます。
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2012年6月27日水曜日
福島県中保健所にて第1回被災者心のケア事業打合せ会を行いました。
ふくしま心のケアセンターの設立を受けて、県中保健所管内では、県中方部センター配属職員と保健所職員が4月より被災者支援活動を開始しています。
6月19日、JSTSS重村副会長(防衛医科大学校精神科講座)は福島県県中保健福祉事務所(福島県須賀川市) を訪問し、福島県中保健所職員、ふくしま心のケアセンター県中方部センター職員など計10名の方を対象に 打合せ会および助言とミニレクチャーを行いました。
この活動はJCCCNC様の支援を受けています。
この打ち合わせ会は、センター設立後初の開催で、参加者各自からはこれまでの活動経験、現在の活動で抱えている課題が報告されました。
その上で、現在の課題、活動の方向性についての整理、支援者教育体制、支援者ストレス対処法などを協議し、山口保健所長、重村理事が助言を行いました。
また「支援する我々が大切にすること」というレクチャーを実施し、今後の情報交換、連携を確認しました。
保健所職員によるお茶・菓子・音楽の準備で、終始リラックスした雰囲気で行われ、支援者にとっての「ひとやすみの会」となる意義深い会でした。
7月以降もニーズに合わせた研修会、個別相談、事例検討会など実施する予定です。
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