復興期に入り、被災地における心理的支援(心のケア)は、
各地域の実情にあわせて、さまざまな展開を見せています。
本サイトでは、日本トラウマティック・ストレス学会(JSTSS)が取り組んでいる
プロジェクトを中心に、復興期の活動状況について情報をお伝えしていきます。
本サイトはリンクフリーです。
2012年12月13日木曜日
11月の支援活動
11月も東北にて支援活動を展開しました。
この活動はJCCCNC様の支援を受けています。
11月1日 加藤 寛JSTSS震災特別委員会委員長(兵庫県こころのケアセンター)
定例となっている気仙沼保健所でのコンサルテーション活動。
今後の被災者の健康調査計画やその後のフォローアップについて話し合われ、具体的な計画案を策定しました。
11月9日 前田正治JSTSS会長 (久留米大学医学部精神神経科学教室)
会津若松市にて、福島県の精神科医療関係者・行政関係者約400名を対象に、「原発災害と支援者ストレス」について講演を行いました。
11月14・15日 加藤 寛 JSTSS震災特別委員会委員長(兵庫県こころのケアセンター)
宮城県主催の「被災者への心のケアに関する研修会」が14日仙台市、15日石巻市と二日に渡り行われました。
加藤委員長は両日、「疫学的調査を現場活動に活用する方法」をテーマとして講演。
両日で約110名の保健師、看護師、精神保健福祉士等の支援に関わる方々が聴講されました。
11月20日 前田正治JSTSS会長 (久留米大学医学部精神神経科学教室)
南相馬市総合市民病院にて、おもに病院職員の方を対象に、「支援者にかかるトラウマ性ストレス」をテーマに講演を行いました。
11月21日 前田正治JSTSS会長 (久留米大学医学部精神神経科学教室)
福島こころのケアセンターにて、コンサルテーション活動を行いました。
11月22日 前田正治JSTSS会長 (久留米大学医学部精神神経科学教室)
午前中には福島こころの ケアセンター職員と共に事例検討会に参加。午後からは南相馬市の子どもの健康をめぐる検討会に参加しました。
12月も各地で支援活動を行ってまいります。
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