2011年11月5日土曜日

12月7日~8日災害時のこころのケア研修会

この度、カリフォルニアから2名のサイコロジカル・ファーストエイドのエキスパートを仙台にお招きし、研修会を開催いたします。
カリフォルニアは日本と同じ環太平洋に位置し、アメリカの中では地震や山火事などの自然災害が多発する地域であり、災害をテーマとした研究がさかんに行われてきました。
その中で、被災者の方々や被災地の復興には年単位の時間と、継続的な支援が必要であることが述べられています。
2日間にわたるサイコロジカル・ファーストエイドの研修会を通して、被災者への心理的介入の一助となれば幸いです。

日時:
平成23年12月7日(水)・8日(木) 9:00~17:00(ワークショップ形式)
※一日のみのご参加も頂けます。

会場:
TKP仙台カンファレンスセンター

座長:
兵庫県こころのケアセンター 副センター長 加藤 寛

演者:
Melissa J.Brymer,Ph.D.,Psy.D.
 /National Center for Child Traumatic Stress-UCLA
Patricia J.Watson,Ph.D.
 /National Center for PTSD     ※逐語通訳をご用意しています。

演題:
12月7日(水)
復興期における回復を支えるために:サイコロジカル・リカバリー・スキル(SPR)

12月8日(木)
学校版サイコロジカル・ファーストエイド

ファシリテーター:
兵庫県こころのケアセンター主任研究員 大澤智子

参加費:
無料(交通費および宿泊費は自己負担です)

受講対象者:
医療保健心理及び福祉関係者
(特に被災地にて被災者支援を行っている方)

定員:70名
※お申込みが定員を超えた場合は、被災地で活動する方や日本トラウマティック・ストレス学会員を優先させて頂く可能性がありますので予めご了承ください。

【プログラム】
12月7日(水):
復興期における回復を支えるために:サイコロジカル・リカバリースキル(SPR)
この1日ワークショップでは、災害から数週間から数カ月経過した復興期に、児童から成人、個人や家族を支援する際に利用できる方法です。
詳しくは、兵庫県こころのケアセンターホームページに掲載されている「サイコロジカル・リカバリースキル実施の手引き」日本語版(http://www.j-hits.org/spr/index.html)をご参照ください。
なお、参加される方はこの手引きを印刷し、ご一読した上で、会場にお越しください。

12月8日(木):
学校版サイコロジカル・ファーストエイド(PFA-S)
学校は事件の現場となることもあれば、地域を襲った事故や災害後の回復を担う場にもなり、危機時に重要な役割を果たします。学校版サイコロジカル・ファーストエイド(PFA-S)は学校を襲うトラウマ出来事の直後に生徒、保護者、教員らを支援するための介入モデルです。これまでエビデンスがあると言われた技法で構成されています。
この研修会に参加を希望される方は兵庫県こころのケアセンターホームページの「サイコロジカル・ファーストエイド実施の手引き第2版」日本語版
http://www.j-hits.org/psychological/index.html)をご一読の上、会場にお越しください。

【申し込み方法】
①所属、②お名前、③(居住あるいは勤務地の)都道府県名、④職種、
⑤電話番号、⑥メールアドレス、⑦参加希望日(12月7日、12月8日、両日)
をご記入の上、pfa☆jstss.org(☆を@に変えてメールして下さい)までお申し込みください。
(個人情報は適切に管理し、研修の連絡のみに使用いたします)

【受講決定通知】メールにて事務局よりご連絡します。

【事務局】
日本トラウマティック・ストレス学会 災害後こころのケア研修会事務局
メールアドレス pfa☆jstss.org(☆を@に変えてメールして下さい)
*お電話やファックスでのお問い合わせは受け付けておりません。ご質問がある場合は、上記のアドレスまでメールにてお願いします。

共催:
日本トラウマティック・ストレス学会
日本イーライリリー株式会社

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